あらゆる気体の測定に 株式会社ガステック

ANASYS

トラブルシューティング

インストール時のエラーやパソコン環境により発生する現象それらの対処方法が記載されています。また解決できない場合やお気づきの点ございましたらガステックまでお問い合わせください。

お問い合わせページ

GHS-8AT 通信

現象:

USBケーブルを抜いた際にGHS-8ATが通信モードのままで測定モードにならない。

対処:
USBケーブルを素早く抜くとGHS-8AT側がUSBケーブルが抜かれたことを検出することができないために発生する場合があります。再度ケーブルを接続してゆっくりとUSBケーブルを抜いてください。
LCD_COM_MODE

インストールについて

現象:

インストール途中で「L:ドライブがありません」といったエラーが表示されインストールが中断してしまう。

対処:
通常LAN環境などに接続しているパソコンをスタンドアローン(LANに接続していない状態)で使用してインストールを行っために発生する場合があります。LAN環境に接続してから再度インストールを行ってください。インストール後はLAN環境から外しても使用できます。
現象:

GHS-8ATをUSBポートに接続するたびにドライバのインストール画面になる。

対処:
USBポートを前回ドライバをインストールしたときに差込んでいたポートと別のポートに差込んだ場合にはUSBドライバを再度インストールする必要があります。
現象:

GHS-8ATを接続しても通信状態にならない,または初めて接続してもドライバのインストールが始まらない。

対処:
正しくインストールが行われていない可能性があります。GHS-8ATをパソコンに接続した状態で[システムのプロパティ]から[デバイスマネージャー]を起動します。黄色い[?]や[!]のマークが表示されていた場合、以下の手順に従って再度デバイスドライバーのインストールを行ってください。
デバイスドライバインストール手順
現象:

デバイスドライバのインストール中に「"FTDI USB Drivers Disk"のラベルのついたCDをCD-ROMドライブ( )に挿入してください」といったエラーメッセージが表示される。

対処:
エラーメッセージの後「FTDI USB Drivers Disk上のファイルftdibus.sysが必要ですファイルの格納場所のパスを入力して[OK]をクリックしてください」といった内容が表示されますので,この際に付属のCD-ROMのフォルダ[USBDrivers-2.12.36.4_G]を選択し,OSが32ビット版の場合[i386]フォルダ内のftdibus.sysを選択します。
現象:

ダウンロードでインストールを行ったが,アナシスが正常に動作しない。

対処:
ダウンロード時にダウンロードファイルの[保存]と[実行]を選択する画面で[実行]を選択しインストールを行うと正常にインストールができません,一旦[保存]を選択しローカルのディスクにダウンロードファイルを保存後インストールを行ってください。
現象:

ダウンロード後、インストールを実行すると「Error reading setup initialization file」といったエラーが表示されてインストールが実行できない。

対処:
ダウンロード時に対象ファイルの全容量をダウンロードすることができていません。再度ダウンロードを行いファイルを保存します。保存したファイルの容量が正しいか確認してからインストールを行ってください。

アナシス操作

現象:

画面表示の文字が大きくグラフに重なる。

対処:
画面のDPI値を変更している場合に発生します。ディスプレイの画面設定を通常のサイズ(96dpi)に変更してください。
現象:

温度グラフ,温度軸,温度に関する表示が全て消えている。

対処:
表示設定を温度表示を行わないに設定している場合には温度に関する全ての表示内容が表示されません。メニュー-[オプション]-[表示内容の設定]を選択後 温度表示を行わないのチェックボックスにチェックを入れてください。この設定は次回以降アナシスを使用する際にも反映されます。
現象:

マウスカーソル値(画面左上に表示されるマウスの位置での濃度,温度,時間表示)が表示されない。

対処:
表示設定をマウスカーソル値の表示を行わないに設定している場合にはマウスカーソル値が表示されません。メニュー-[オプション]-[表示内容の設定]を選択後,マウスカーソル値のチェックボックスにチェックを入れてください。この設定は次回以降アナシスを使用する際にも反映されます。また画面上でマウスカーソル値の表示位置を左クリックしてもマウスカーソル値の表示,非表示の設定が行えます。
現象:

入力したコメント,矢印が画面から消える。

対処:
コメント,矢印の配置起点はX値は時間値,Y値は濃度値になります。濃度軸の拡大や時間軸の拡大操作を行いますとコメント,矢印の配置起点とした位置が表示範囲外となりその場合には 画面上に表示されなくなります。濃度または時間軸を元の表示範囲に戻せば再び表示されます。
現象:

ファイル保存時または読出し時に[環境依存している.lggには無効なパスが含まれています。]というエラーが発生し,保存,読出し操作ができない。

対処:
ファイル名に環境依存文字を使用しています。ファイル名に環境依存しない漢字を使用してください。
環境依存文字の使用 注意点(詳細)
現象:

識別名,グラフタイトル,コメントに ? が表示される。

対処:
環境依存文字を使用しています。環境依存しない漢字を使用してください。
環境依存文字の使用 注意点(詳細)
現象:

GHS-8ATを1台だけ接続しているが通信操作を行うと「GHS-8ATが複数台接続されています,GHS-8ATを1台だけ接続してください」とエラーが表示されて通信することができない。

対処:
GHS-8AT以外のUSB機器(シリアル-USB変換器等)が接続されているとこの現象が発生する場合があります。他のUSB機器を外して再度通信を行ってください。
現象:

アナシスを起動しようとしたところ、以下の画面が表示されて、起動できなかった。

対処:
下の画面で[OK]をクリックして画面を閉じた後、GHS-8ATのデバイスドライバーのインストールを行ってください。

Q and A

GHS-8AT,アナシスソフトウェアに関して疑問点がありましたら以下のQandAから同様の質問を検索してください。

Windows 11

質問:

Windows 11でアナシスソフトウェア、GHS-8ATは動作しますか?

回答:
Windows 11でも、GHS-8ATとの通信を含めて、すべての動作を従来通り行えます。
質問:

過去に取り込んだロギングファイルやグラフファイルは、Windows 11のアナシスで開くことはできますか?

回答:
過去に取り込んだロギングファイルやグラフファイルも、Windows 11のアナシスで開くことができます。
質問:

Windows 11でもGHS-7A,GHS-7ATを使用することができますか?

回答:
Windows 11でも、GHS-7A,GHS-7ATの使用が可能です。リアルタイム通信を含めて、すべての動作を従来通り行えます。
質問:

Windows 11にアップグレードしたコンピューターでもアナシスは動作しますか?

回答:
Windows 11にアップグレードしたコンピューターでも、引き続きアナシスは動作します。アップグレードを行う前には、コンピューター内のロギングデータやグラフデータのバックアップを作成してください。
また、アップグレード後、アナシスが起動しなくなった、GHS-7A,GHS-7AT,GHS-8ATと通信できなくなった場合は、デバイスドライバーとアナシスをアンインストールし、再インストールする必要があります。

質問:

タブレット端末でもアナシスを使用できますか?

回答:
お使いのタブレット端末のOSが動作対象OSのいずれかならば使用可能です。ただし、タッチ操作に適した画面にはなっておりませんので、マウスを接続して使用することをお勧めいたします。
質問:

シリアルポートがない端末で、GHS-7ATと通信するために使用していた、USB-シリアル変換器はWindows 11でも使用できますか?

回答:
ガステック推奨品のIOデータ様のUSB-RSAQ7Rは、Windows 11に対応しております。使用方法は、変換器の取扱い説明書をご覧ください。

表示

質問:

画面左上のマウスカーソル値を消したいのですがなにか設定はありますか?

回答:
マウスカーソル値をクリックしてください。表示位置をクリックするたびに表示,非表示の切替ができます。
質問:

画面右上に表示される最低濃度でマイナス表示をさせたくないのですが方法はありますか?

回答:
メニュー[オプション]-[表示内容の設定]を選択し濃度項目の[0ppm以下は0ppmとして表示]にチェックを入れてください。マイナス値を0ppmとして表示します。
質問:

温度データは使用しないので表示させたくないのですが方法はありますか?

回答:
メニュー[オプション]-[表示内容の設定]を選択し[温度表示を行わない]のチェックを外してください。画面上の温度に関する表示内容を全て非表示とします。

ファイル

質問:

旧アナシスバージョン4.1Jのファイルを読み込むことはできますか?

回答:
メニュー[ファイル]-[gtlファイルを開く]を選択し過去に保存したロギングデータ(*.gtl)を読み込むことができます。ただし旧バージョンのグラフファイル(*.gtg)は開くことができません。再度ロギングデータ(*.gtl)を開き新しいグラフファイル(*.lgg)として保存してください。
質問:

エクセルなどの表計算ソフトでデータを使いたいのですが方法はありますか?

回答:
メニュー[ファイル]-[CSVファイルへ変換]を選択しロギングデータをCSVファイルとして変換保存できます。CSV変換保存したファイルは各種表計算ソフトで使用することができます。
質問:

ロギングデータ(.lgd)ファイルをコピーして他のユーザーに渡したいのですが,エクスプローラーでlgdフォルダを表示しても[このフォルダは空です]となっています。ファイルをコピーする方法を教えてください。

回答:
お使いのOSがWindows 11, 10, 8.1のいずれかである場合,C:\Program Files以下のフォルダには直接アプリケーションのデータファイルを保存することができなくなっています。そのためアナシスのデフォルトの保存フォルダであるC:\Program Files\GASTEC\ANASYS5\lgdフォルダにはファイルを保存することができません。OS側で仮想化が行われてアナシスアプリケーションからはC:\Program Files\GASTEC\ANASYS5\lgdというフォルダに保存したように操作ができますが,実体は別の場所に保存されています。

アナシスからファイルを開いた場合。
C:\Program Files\GASTEC\ANASYS5\lgdフォルダにファイルがある。


エクスプローラーでファイルを探した場合。
C:\Program Files\GASTEC\ANASYS5\lgdフォルダが空になっている。

ファイルのコピー方法
1.ファイルの実体が保存されているフォルダ(C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\GASTEC\ANASYS5\lgd)を開き、ファイルをコピーします。

2.C:\ユーザー\ユーザー名のフォルダを開いた後、エクスプローラーの表示タブで、隠しファイルにチェックを入れます。
WIN8_FILE_COPY01

3.チェックを入れると、AppDataフォルダが表示されるようになります。
WIN8_FILE_COPY02

4.フォルダを順番に開き、lgdフォルダ内のファイルをコピーします。
WIN(_FILE_COPY03

lgdフォルダ以外にもグラフファイル(lggフォルダ),csvファイル(csvフォルダ)等,C:\Program Files\GASTEC\ANASYS5以下に保存したファイルは全て同じ方法でコピー等の操作が行えます。
また、ファイルの保存場所をデフォルトの保存場所から、C:\Program Files以下以外の別の場所に変更した場合、上記の手順を行わずにファイルの移動やコピーを行うことができます。
質問:

Windowsのエクスプローラー上からロギングファイル(*.lgd)やグラフファイル(*.lgg)を開くことはできますか?

回答:
エクスプローラー上でのファイルを開く操作(ダブルクリックによる操作含む)には対応しておりません。保存したロギングファイル、グラフファイルを開くにはアナシスアプリケーションを起動しメニュー [ファイル(F)]から各ファイルを開く操作を行ってください。

アンインストール

質問:

アナシスソフトウェアをアンインストールできますか?

回答:
コントロールパネル-プログラムと機能からアナシス5を選択しアンインストールを行ってください。
質問:

デバイスドライバーをアンインストールできますか?

回答:
GHS-8ATをUSBポートに差し込み,デバイス マネジャーを起動します。
[ユニバーサルシリアルバスコントローラー]内のGHS-8ATを右クリックし[デバイスのアンインストール]を選択します。
注:複数台GHS-8ATをお持ちの場合過去にパソコンにつないだ全てのGHS-8ATを接続し同じ操作を繰り返す必要があります。

GHS-7ATとの通信

質問:

新しいアナシスソフトウェアでGHS-7A,GHS-7ATを使用することができますか?

回答:
GHS-7A,GHS-7ATも使用することができます。
質問:

パソコンにシリアルポートがありません市販のUSB-シリアル変換器は使用できますか?

回答:
USB-シリアル変換器を使用することはできますが使用方法は変換器の取扱い説明書を参照ください。
ガステック推奨品としてはIOデータ様のUSB-RSAQ7Rになります。
注:USB-シリアル変換器を接続した場合コムポートの設定に注意ください。接続したUSB-シリアル変換器のポートを確認するにはデバイスマネージャーを開きCOM番号を確認後,そのCOM番号にアナシスのメニュー[通信]-[7ATコムポート選択]でCOM番号を合わせてください。

GHS-8AT 測定値,分解能,ロギング条件,ロギングデータ数

質問:

GHS-8ATでセンサ最小分解能以下の濃度の扱いについて教えてください。

回答:
最小分解能以下の濃度は全て下側の値に丸めて測定結果として扱われます。 詳細は下記リンクページを参照してください。
GHS-8AT測定値の扱いと各ロギング条件の動作説明(詳細)
質問:

GHS-8ATでロギング条件の違いについて教えてください。

回答:
ロギング条件には瞬時,最大,最小,平均の4つの条件があります。 瞬時はロギング間隔に達したそのときの測定値,最大はロギング間隔中の最大値,最小はロギング間隔中の最小値,平均はロギング間隔中の平均になります。 例えば条件を平均とした場合にはロギング中は2秒に1回測定をおこなっていて1分間隔ロギングとすると30個のデータ中の平均値を算出します。 詳細は下記リンクページ を参照してください。
GHS-8AT測定値の扱いと各ロギング条件の動作説明(詳細)
質問:

GHS-8ATの最大ロギングデータ数はいくつですか?

回答:
濃度,温度の2つのデータをそれぞれ45960データ保存できます。ロギング間隔1分で1ヶ月ロギングが可能です。 ロギング条件を「温度をロギングしない」とした場合でもロギングできるデータ数は増加しません。(濃度データが45960個のまま)
ロギングデータが最大数まで達した場合にはデータの上書きは行われず自動的にロギングを停止します。